categoryブルー・サブマリン(そーうつ日記)

3匹めの猫

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うちには1年余りだけだが、3匹猫がいた。

警戒心むき出しでふうっとうなってタンスの下から出て来なかった仔猫が、やっとでなついてくれたので可愛くてたまらなかった。
元からいた年寄り猫2匹も、さんざんこの3匹めの猫を甘やかした。
年寄り猫2匹が雄で、仔猫が雌だったせいもあるだろう。ケンカもせずにいつも3匹でくっついて仲が良かった。


私の不注意で仔猫が死んでしまったとき、どれだけ泣いたか知らない。

そして私は、その仔猫が死んだことを半年余り、母親に言わなかった。
電話で聞かれたから初めて言ったわけだが、もともと気持ちが多少落ち着くまで言うつもりはなかった。

母親に”だから言ったでしょう”と勝ち誇られるのが耐えられなくて。

週末ごとの電話で、当たり障りのない話をして、ついでに母の健康を気遣って父に対するいつもの愚痴を聞きながら、つらいことを打ち明けられない自分を憐れんでいた。
そしてつらいことを受け止めてくれないだろう母親を、ずっと恨んでいた。

実際には、母は”だから言ったでしょう”だなんて言わなかったんだけども。
私の中で、母はすっかりモンスターになってしまっているのだ。

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〔テーマ:ひとりごとのようなものジャンル:日記

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